家づくりの多くは、住宅ローンとともにある。変動か固定か、いくら借りられるか——基礎を押さえておくと、長い返済への不安をぐっと減らせる。
変動金利と固定金利の違い
変動金利 — 金利が市場の動きに応じて変わる。当初の金利は低めなことが多いが、将来上がるリスクがある。
固定金利(全期間固定) — 借入期間中の金利が変わらない。返済額が読めて安心だが、当初金利は変動より高めなことが多い。
このほか、一定期間だけ金利を固定する「固定期間選択型」もある。
いくら借りられる/借りていいか
大事なのは、「借りられる額」と「無理なく返せる額」は別物だということ。金融機関が貸せる上限まで借りるのではなく、年収に占める返済額の割合(返済負担率)を意識し、余裕を持った金額にしたい。教育費や老後資金など、これからのライフイベントも見込んで考えるのがポイントだ。
自分に合うのはどっち
- 金利上昇に備えたい・返済額を固定して安心したい → 固定が向く
- 当初の負担を抑えたい・繰上返済の余力がある → 変動も選択肢
正解は人それぞれで、家計の余力とリスクの許容度によって変わる。ローンは「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」から逆算するのが基本だ。
※金利や各種制度は変動するため、最新の条件は金融機関で確認してほしい。